「風呂に入れるだけで、ラドンやラジウム温泉になる」とうたった商品について、国民生活センターは、効果はほとんどないとするテスト結果を発表しました。

 商品テストは、鉱石や、鉱石をセラミックボールに加工した10種類の商品を42度の湯に30分間入れ、ラドンとラジウムの濃度を測りました。その結果、ラドンは水道水と同じレベルで、ラジウムの濃度も測定できないほど低く、温泉法で定められた基準には達していませんでした。また、医療品ではないのに効能の表示をしていたものもありました。国民生活センターには2004年度から7年間で400件近くの相談があり、なかには健康被害を訴えるものもありました。

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