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少年「危険運転に当たらない」5人死傷事故
さいたま市で去年、酒に酔った19歳の少年が無免許で車を運転し、子供を含む5人を死傷させたとして危険運転致死傷罪などに問われている事故の初公判が21日、さいたま地裁であり、少年は「自分がまともに運転できないから事故が起きたとは思わない」と述べた。
この裁判は去年8月、さいたま市の国道で無免許の少年が酒に酔った状態で車を運転して対向車線のワゴン車と衝突、ワゴン車に乗っていた植木康成ちゃん(当時4)を死亡させたほか、康成ちゃんの家族4人に重傷を負わせたとして、危険運転致死傷などの罪に問われているもの。
少年は事故を起こしたことは認めながらも、「自分がまともに運転できないから事故が起きたとは思わない」などと述べ、危険運転に当たらないと主張した。
一方、検察側は「少年の運転技術は極めて未熟だった上、時速118キロの高速度だった」と指摘した。
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