北京モーターショー:新車発表相次ぐ
現代自は新型ベルナを初公開
「北京モーターショー2010」が中国北京市の新国際展覧センターで開幕した。合計990台の車が展示され、世界初公開も中国製が75台、海外メーカー14台の計89台に達した。
現代自動車もこの日、小型セダン「ベルナ」の新型モデル(プロジェクト名RC)を世界で初めて公開した。現代自が韓国、米国、中国など世界で販売する主力車を、海外で初めて公開するのは今回が初めてだ。現代自は新型ベルナを中国で今年7月から現地生産し、中国だけで今年5万台の販売を見込んでいる。韓国では今年11月から販売予定だ。韓国や米国などで販売されるモデルには、同社の小型セダンでは初めて6段自動変速機が搭載され、最高出力も140馬力に達する。起亜自動車もスポーティジR、K7(現地名カデンザ)などの新モデルを公開した。
現代自の鄭義宣(チョン・ウィソン)副会長はこの日の会見で、「北京、パリ、フランクフルト、ジュネーブが世界モーターショーの中核となっている」と述べた。今年中国で67万台の販売目標を立てているが、これについては「生産さえ追いつけば問題ないだろうが、まずは品質が重要だ」と述べた。現代自が北京に持つ三つの工場(年間生産能力30万台)を増強する問題については、「敷地選びなど検討すべき課題が多く、いくつかの可能性がある」と述べた。
中国メーカーの追撃について鄭副会長は、「わが社の戦略は高級化と品質、デザインだ。競争相手に神経を使いすぎると、自分たちの中核部分を見失ってしまう可能性がある」と述べた。
一方で中国の3大メーカーBYD、奇瑞、吉利の躍進は目覚しい。世界最大のバッテリーメーカーとして、最近電気自動車を積極的に市場に投入しているBYDは、電気自動車E6を公開した。王伝福会長は「E6100台を今年6月までにテスト運行し、年末までには米国に輸出したい」と述べた。
奇瑞汽車は中型セダンのB16、準中型のG3など、現代・起亜自だけでなく、トヨタやホンダなどとも本格的に競争する車種を発表し、さらに中型MPV SV5などのコンセプトカーも5台展示した。欧州や日本のメーカーは1回のモーターショーに1台から3台のコンセプトカーを展示するのが一般的だが、吉利汽車はコンセプトカーだけで20台以上を出品した。
フォルクスワーゲンは、大型セダンの新型フェートンを世界で初公開した。韓国では今年9月から販売される。BMWは新型5シリーズのロングホイールベース(前輪ハブ中央と後輪ハブ中央を結んだラインが普通よりも長い車)を展示した。中国の瀋陽工場で生産され、中国だけで販売される。中国で代表的な高級セダン、アウディA6ロングホイールベースに対抗するために開発された車だ。アウディは大型セダンA8のロングホイールベースを初公開した。大型セダン、中でも後部座席が広い車を好む中国人を意識したものだ。
北京=崔元碩(チェ・ウォンソク)記者
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