サムスン生命上場、公募価格11万ウォンに決定

 サムスン生命の新規株式公開(IPO)に伴う公募価格が11万ウォン(約9300円)に決まった。主幹事のゴールドマン・サックスと韓国投資証券が23日、明らかにした。公募価格は機関投資家を対象とするブックビルディング方式で決定され、当初予想レンジの9万-11万5000ウォンの上限近くとなった。

 IPOによる資金調達規模は4兆8881億ウォン(約4130億円)で、公募価格を基準に計算したサムスン生命の時価総額は22兆ウォン(約1兆8600億円)となる。上場企業の時価総額ランキングでは、5位の韓国電力の22兆1662億ウォン(約1兆8700億円)に次いで、有価証券市場(メーンボードに相当)で6位となる見通しだ。

 主幹事の韓国投資証券関係者は「11倍の応募超過となった国内機関投資家だけでなく、海外機関投資家も8倍の応募超過となり、内外ともに関心が高かった」と説明した。公募期間は5月3-4日で、韓国投資証券、新韓金融投資、サムスン証券、KB投資証券、東洋綜金証券、ウリ投資証券の6社を通じ申し込みが可能。

ソン・ヒドン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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