24日午前8時5分ごろ、千葉県市川市国府台4丁目の調剤薬局「ベル薬局国府台」の男性店長(44)から、「玄関ドアが開いており、室内が物色されている」と110番通報があった。向精神薬など約5100錠と現金約8万5千円が盗まれており、県警市川署は窃盗事件とみて調べている。
発表によると、盗まれたのは調剤室に保管されていた向精神薬18種類約3900錠と睡眠薬約1100錠、モルヒネ56錠。現金はレジ下の棚のポーチに入っていたという。
薬局裏手の休憩室のアルミ格子とガラス小窓(縦70センチ、横30センチ)が外されており、同署はここから何者かが侵入して玄関から逃走したとみている。現場には1人分と思われる靴跡が残っていた。防犯カメラなどは設置されていなかったという。薬局は、店長が23日午後6時20分ごろに施錠して退出してから、24日午前8時ごろに出勤するまで無人だった。