鈴丹2月期、営業損失6億円
2010年04月05日 11:30 |
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鈴丹の2月期連結決算は、売上高が前期比14・4%減の160億4000万円、営業損失6億2000万円、経常損失6億8000万円、純損失13億6000万円だった。
減収要因は、既存店売上高の16・4%減、21店舗出店、不採算店舗35店舗の閉鎖による14店舗の純減による。既存店客数は11・4%減。「低価格志向の中での専門店間の価格競争激化への対応が遅れた」(吉田馨社長)とする。売上高総利益率は0・3ポイント改善の52・8%としたが、売上高総利益は13・9%減となり、営業・経常損失となった。純損失では、減損損失約2億円、事業構造改善引当金繰入額約1億5000万円、棚卸資産評価損約9000万円など約5億5000万円の特別損失を計上した。
今期は、ユニーの支援を前提にした構造改革計画を実施し、売上高8・7%減で各利益の黒字化を目指す。