日本相撲協会が23日、東京・両国国技館で生活指導部特別委員会を開き、5月27日に国技館で開かれる師匠会に警察関係者を招き、暴力団排除について講演してもらうことを決めた。同委員会は今年2月に一度解散され、メンバーを一新して再開された。今後は「親方の教育」をテーマに活動を続ける。
外部有識者委員ではやくみつる氏、塔尾武夫氏、3月に死去した大西祥平氏が外れ、新たに木暮浩明氏(伊藤忠商事理事)、野呂田芳成氏(前衆院議員)が加わった。また、時津風親方(元幕内時津海)の役職が委員の1階級下の主任であるためメンバーを外された。
(2010年4月23日)