ジミー鈴木の復活Blog

時代の流れを強く感じる…。
私がアメリカに移民してきたのは昭和62年のことだった。

前のエントリーで安達さんの話を書いたら
本気で怒ったコメントがいくつか来た。

あまり考えず削除したが、いまから思うと削除したこと事態が
軽率だったかもしれない。

男が酒を呑み、博打を打ち、首投げを決めてどこが悪いのか。
上記の３つを全てやってこそ男の中の男といえるし
やらない人間は男として足りない…というか
カッコ悪い。

男の理想論からしたら、上等な酒を上等な酒場で呑み
博打を打ち、大金をためらわずはる。
そして人も羨む美人の妾を囲う。
それが男の中の男…だったはずなんだよなぁ。

時代が流れた。私がアメリカに移り住み、日本が平成の世の中になると
人の価値観が変わってきた。

男のくせに、炊事、洗濯、アイロンがけに掃除機までかける人間が増えてきた。

昔の母は「男が台所なんかに入るんじゃないよ」との教育をして
それが正義とされたのに、今ではナンセンスといわれる。

確かにいまの時代にはナンセンスなのかもしれないが、
私はいまだに、昔のように男を通して生きていくことを理想に思っている。

だから単身赴任して2年半が経つのに、料理をするのは年に２〜３回。
洗濯は下着とジーンズだけで、他はすべてドライクリーナーに持って行く。
アイロンなんか持ってないし、掃除機もない。

トイレの掃除や私の寝室の掃除はルームメイトに金を払ってやってもらってる。

平成の日本は「男は男らしく」ということが絶対でなくなり
オカマが世間に受け入れられている。

「お前キンタマ付いてるんだろ！」といってオカマを張り倒すことは
昔は正義だったはず。少なくとも第二次大戦の頃はそうだったはずである。

呑む打つ買うが男の正義でなくなった世の中に虚しさを感じる。

まあホモレスラーの勝ちブックに舞い上がるどこかのプロレス汚汰には
男の美学なんぞ解るわけがないのだろうが…。