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2010年4月23日(金) 12:10 |
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瀬戸大橋料金、知事「見直し」求める
6月導入予定の高速道路の上限料金制度見直しを巡って、鳩山政権では対応が二転三転していますが、岡山県の石井知事は、瀬戸大橋の料金を含め改めて政府に見直しを求める考えを示しました。
政府は高速道路料金を6月以降、普通車で上限2千円、瀬戸大橋など本四架橋は3千円とする新料金制度の導入を目指していますが、民主党の小沢幹事長が見直しを要請したのに対し前原国交相が昨日現段階での見直しを拒否、鳩山総理は関連法案成立後に見直しについて調整すると発言しており流動的です。 石井知事は会見であらためて他の高速道路より割高となる瀬戸大橋の料金について、他の高速道路と同程度の料金設定にするよう政府に見直しを求める考えを示しました。 また岡山県は、瀬戸大橋の建設費を返すため、毎年26億5000万円の出資を負担してきましたが、政府が新料金制度導入に伴い、額などは示されていないものの2012年以降、出資を10年間延長するよう岡山県などに求めていることに対し、応じる考えはないとした上で、今後関係自治体とともに政府と協議する考えを明らかにしました。
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