中日・チェン“大炎上”自己ワースト5回7失点KO
| 5回7失点のチェン(右)はマウンド上でうつむく |
<阪神7−1中日>昨季最優秀防御率に輝いた左腕に一体、何が起こったのだろうか…。昨季3戦3勝で計25回1失点だった“カモ”相手に、チェンが自己ワースト7失点の大炎上で5回KO。4試合連続勝ち星から見放された。
「状態は悪くなかったけど勝負球です。甘い球になった。ボールを取りに行ったらストライクになり、ストライクを取りに行けばボールになる」
1点リードの4回2死までは1人の走者も許さない完ぺきな内容だった。ところが落合監督をして「当て逃げ」と例えた鳥谷の遊撃内野安打から異変は始まった。
続く新井の場面で捕手・谷繁がマウンドに駆け寄って助言を送ったが、中前打でピンチを広げると、最も警戒していた城島に逆転適時打を献上した。
5回も2死から3安打2四球に味方の失策も絡み、5失点。指揮官も「まさか?まさかじゃない。何でも起きるのが野球。チェンの独り相撲だ」とバッサリ切って落とした。
左のエースで落としたカード初戦。3位転落という事実以上にダメージは大きい。
試合結果
[ 2010年4月24日付 ]
PR