2010年 4月 23日
メダリストの活躍たたえ総理が記念品贈呈
バンクーバーオリンピックとパラリンピックでメダルを獲得した岡山県出身の高橋大輔選手と新田佳浩選手の活躍をたたえ23日、鳩山総理から記念品が贈られました。贈呈式には男子フィギュアで銅メダルを獲得した倉敷市出身の高橋大輔選手やパラリンピックで2つの金メダルを獲得した新田佳浩選手ら約60人が出席しました。式では入賞を果たした選手を代表して新田選手らに鳩山総理から記念品が贈られました。パラリンピックで日本選手団の主将を務めた新田選手は「11個のメダルを獲得できたのは多くの声援があったからです。4年後のソチではさらなる飛躍をしたい」と決意を新たにしていました。

高速道路新料金で石井知事「再検討」を
瀬戸大橋など高速道路の新しい料金制度について岡山県の石井知事は23日の記者会見で国に対し再検討を求める考えを示しました。会見の中で、石井知事は瀬戸大橋の新しい通行料金について「他の高速道路と比べ割高な設定で、現行の割引実施による地域活性化の効果が薄れる」と述べました。国土交通省が6月から導入を予定している高速道路の新しい料金制度では、瀬戸大橋は普通車が上限3000円、軽自動車が2000円となっています。岡山県では瀬戸大橋を所有する日本高速道路保有・債務返済機構に2005年度以降毎年26億5000万円を出資していますが石井知事は「2012年度以降は追加出資に応じる考えはない」と答えました。

岡山市で子ども手当申請書発送
子ども手当の支給を6月7日に始める予定の岡山市で申請が必要な世帯へ向けた申請書の発送作業が始まりました。23日午前10時ごろ岡山中央郵便局に、対象となる約2万2300世帯分の申請書が届きました。申請が必要となるのは、新しく中学2年、3年生になった子供がいる世帯と、中学生以下の子供がいてこれまで児童手当を受け取っていなかった世帯で、申請書は24日以降、順次郵送されます。支給を受けるにはこの申請書に世帯主や子供の名前など、必要事項を書いて返信する必要があります。子ども手当は中学生以下の子供1人につき、月額1万3000円が支給されるもので、岡山市では全部で約6万世帯が対象となっています。