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【石原知事会見詳報(1)】「福島氏の特定ではない」与党幹部をめぐる子孫の帰化発言で (3/3ページ)
「そういうね、その沖ノ鳥島をきちっと守ろうというね、その意向を政府が持ち出してそのための施設をつくろうとしている。その発信基地が当然小笠原に設けられるでしょう。そういったものにですね、小笠原の人たちが反対する可能性がないでもない。その時に小笠原の町長というのは、本当に何百票の差でできてくるわけですな。村長かあそこは。こういった問題を考えると私はだから国籍を持たない外国人が地方の行政を左右する投票権を持つことは絶対に反対だし、まあこの間の全国知事会のほとんどの知事が、これもっと慎重に考えるべきだと言ってましたけど、そのとおりだ。そのつながりで申し上げたんて、私は決して国籍を持っているから国会議員になれたんでしょうか、その人たちを差別する気は毛頭ないです」
−−知事が発言されたのはインターネットで何らかのホームページを見てお答えになられたようだが
「いや、それは違います。私は情報として聞いてるだけで、これは前後左右多すぎて、いつ誰がどういったかさっぱり分かりませんな。ですからね、福島さん(消費者・少子化担当相)が、それに何かね、非常に不快な感じに言われるんだったら自分がそうでないということをね、自分の手で戸籍を証した方がいいんじゃないかと私は思いますけどね。私が申し上げたいことは彼女の特定の問題じゃないんですよ。つまりね、日本の国籍を持っている人が、私は色が黒かろうが白かろうが、それは国籍持ったということは日本の文化伝統に対する愛着を持ち敬意を持ってるから国籍を選んだんでしょう。そうでない外国人がですね、日本の命運を左右しかねない地方の一首に賛否を投じることは、私は危険だということを言ってるだけです」
−−(福島氏は)発言の撤回を求めたいとおっしゃっているが、それに対して撤回されるつもりはないのか。
「私は何も彼女を特定したわけじゃありませんから。総論としてきたわけですから」