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沖縄訪問「まだその時期ではない」23日の鳩山首相(1/3ページ)

2010年4月23日22時37分

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 鳩山由紀夫首相が23日夕、首相官邸で記者団に語った内容は、以下の通り。

 (秘書官「お待たせしてすいませんでした」)

 「遅くなりました」

 ――よろしくお願いします。

 「どうも」

 【事業仕分け第2弾】

 ――今日、事業仕分け第2弾が始まった。初日から縮減や廃止も相次いだ。評価と期待を聞かせて欲しい。また、現場を視察する考えは。

 「はい。事業仕分けの第2弾、大変元気よくスタートしたと思います。縮減などがね、もうすでにでてきていると。おー、これは国民の目線でね、しっかりやってもらいたいと、そう思っております。やはり様々な無駄が潜んでいる可能性が十分ありますし、天下りの天国になっていたと。そういうこともあって国民からは『しっかりと仕分けしろよ』と、そういう声が強く出ていた独立行政法人ですから、正しく見直してもらいたい。わたくしも、できればね、これ視察をしていきたいと。事業仕分けの第2弾、元気よくやっておられるところを見に行きたいと、そのように思っています。まだ日程は決めていません」

 【普天間問題】

 ――明後日の基地の県外国外移設を求める沖縄県民大会に、仲井真知事が出席を表明。自治体トップが受け入れ反対の意思を改めて示すことになるが、政府の移設方針に影響はないか。

 「これは、仲井真知事ご自身がお決めになったことですから、その決断に対してわたくしどもが申し上げるべきことは何もありません。推移をしっかりと見守っていきたいと思います」

 ――影響が出るとは考えないか。

 「それは、この、まだ仲井真知事がね、出席をされてどのようなことをお話をされるか、そのようにも見守っていきたいと思っているのは、そのことを見ながらしっかりと判断をしていきたいと思っています」

 ――関連して、総理は時期が来たら沖縄訪問すると言っているが、時期はいつを考えているか。官房長官の徳之島入りも検討されているのか。

 「わたくし自身、一度はやはり沖縄にうかがって、沖縄県民のみなさんのお気持ちをしっかりと受け止めることが大事だと、そしてわたくしどもの思いもお伝えすることも大事だと、そう思っています。ただまだその時期ではないと思っています。その時期が来たらというのは、ま、ゴールデンウイークの、おー、が近づいてきておりますが、まだ時期というものを決めているわけではありません。そのタイミングになったらぜひ早いうちにうかがいたいと思っています。これは、官房長官に関しては、わたくしはまだわかりませんし、徳之島という話が今、最終的に結論が出ているというところではありませんから、政府案が最終的にしっかりと固まっていく段階のなかで、移設先が決まりましたら、その地域に関してはやはりしっかりと、当然、官房長官とかあるいはわたくしがおうかがいすべきだと思います」

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