トヨタの下請け会社で怨嗟の声 値下げ要請のみならず選別にも着手選択4月20日(火) 18時 6分配信 / 経済 - 経済総合トヨタが今年から始めた原価低減活動「RRCI」。良品廉価、コスト、イノベーションの頭文字をとった造語だが、今後三年かけ、トヨタがベンチマークした部品ごとの世界最安値より一〇%以上安価な部品製造を要請している。「状況が良くなったら、必ずお返しします」との言葉を信じて疑わず、奉仕し続けてきた部品各社に、トヨタは新たな原価低減策を提示したわけだ。 RRCIの一環か、トヨタは金融機関にも協力を呼びかけている。「下請けに融資する時は慎重に調査をしてほしい。部品メーカーのことまでトヨタは責任が持てない」。愛知県内の金融機関の担当者は、こうトヨタ側に指示を受けたという。リコール対応で、世界中が品質対応に注目している中、トヨタは密かに地元取引先の選別も進めている。
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