トヨタのカローラ販売禁止 ブラジルの1州、急加速で【サンパウロ共同】ブラジル・ミナスジェライス州は22日、トヨタ自動車の乗用車「カローラ」で急加速の問題が報告されているとして、州内での同車の販売を同日から禁止した。スペイン通信などが伝えた。 有望な新興市場である同国で品質問題が拡大すれば、トヨタには痛手となる。 同州当局は、急加速が9例報告されていると指摘。「トヨタ側によると、問題はフロアマットの固定が不十分だということだが、そうした情報が消費者に伝えられていない」としている。 販売禁止の解除については、販売済みの車のフロアマットを交換することなどが条件だとしている。 ブラジル自工会によると、トヨタはブラジルでカローラを生産しており、2009年の生産台数は約6万2700台。 【共同通信】
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