主要建設会社への鉄筋供給中断

 建設会社と鉄鋼メーカー間の鉄筋価格交渉が決裂し、鉄筋の供給が中断した。

 22日に業界関係者が明らかにしたところによると、現代製鉄や東国製鋼など韓国の大手鉄鋼メーカー各社は、今週からサムスン物産、大宇建設、GS建設、大林産業、ロッテ建設、SK建設、斗山建設など、大手ゼネコン7社への鉄筋の供給を中断したという。

 現代製鉄の関係者は「今年2-3月の鉄筋価格を、昨年末よりも1トン当たり5万ウォン(約4200円)引き上げて代金を請求したが、一部建設会社が決済を拒否した。そのため、鉄筋の追加供給を行わないことにした」と述べた。

 1トン当たりの鉄筋価格は昨年末の時点で69万1000ウォン(約5万8300円)だったが、鉄鋼メーカー側はこれを今年2月に74万1000ウォン(約6万2500円)へと5万ウォン引き上げ、また今月初めにも79万1000ウォン(約6万6700円)へとさらに5万ウォン引き上げた。鉄筋の原料となる古鉄スクラップの国際価格が急激に上昇しているためだ。

李性勲(イ・ソンフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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