LGイノテックが3000億ウォンの有償増資推進

 LGグループの系列会社・LGイノテックが、早ければ5月中に3000億ウォン(約252億円)規模の有償増資を進める。証券業界筋によると、 LGイノテックは最近、有償増資に向け、主幹事証券会社の選定作業を行っているという。有償増資の規模は3000億ウォン程度とみられているが、正確な規模は臨時理事会で決める予定だ。

 有償増資に踏み切る理由は、発光ダイオード(LED)事業の拡大といわれている。LGイノテックは今年、LED関連を含め、約1兆1000億ウォン(約920億円)の設備投資を進める計画を立てた。LGイノテックが現在保有している現金などを考慮すると、約2000億-3000億ウォン(約168億-252億円)規模の有償増資が必要とみられている。

 ハナ大投証券のクォン・ソンリュル研究員は「LGイノテックは、業績が右肩上がりだけに、有償増資による株価急落はないとみられる。LGイノテックを編入できない機関の場合、有償増資を小規模でも引き受けたほうが有利となるだろう」と語った。

ユ・ユンジョン朝鮮経済i記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る