北朝鮮、レアメタル投資を打診=産業界に1月−対日関係打開が狙いか
4月23日3時3分配信 時事通信
北朝鮮が今年1月、産業用などに不可欠なレアメタル(希少金属)の一つであるバナジウム生産事業への投資を、日本の産業界に打診していたことが22日、明らかになった。鳩山政権発足後、北朝鮮が具体的な事業案件を挙げて日本に参画を求めてきたのは初めて。韓国や中国、欧米諸国が北朝鮮の地下資源に関心を寄せる状況にあって、日本人拉致問題などで冷え切った日朝関係打開の糸口とする狙いがあるとみられる。
バナジウムは、自動車やパイプライン向けなどとして強度を向上させた高張力鋼板の製造に使われる。貿易業界関係者によると、北朝鮮は対日経済関係の窓口を通じ、同国南西部・黄海南道の泥炭層に含まれるバナジウムの抽出・精製を非公式に持ち掛けてきた。
ただ日本側は、拉致問題や対北経済制裁の現状から参加に消極的で、話は宙に浮いている。
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最終更新:4月23日3時6分
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