末期ガン偽装ブログ関係者への脅迫と放火事件に接点？

末期ガンで余命1年であると偽っていた、「カバコ」という人物のブログ騒動について、続報を配信する。

この人物は、過去にも末期ガンを疑われると、開き直って平然と嘘をつき、暴言を吐いていた。そのような言動にもかかわらず、支援者の人々は擁護を続けていた。その一人が、「バルバロイ」と名乗る人物だ。末期ガンは嘘であるとカバコが告白して以降は、「人によっては手術代があと300万足りないと暗にお金を求められるような事もあったようです」と、コメント欄で暴露している。



一方、既に削除されたカバコのブログの過去ログにて、この人物が擁護の発言と共に自身の個人情報を晒していたことが発覚。それが原因となったのだろうか、2010年4月15日に、「バルバロイ殺す！！」と書かれた脅迫文が投函されていたと報告した。警察に相談したというが、「会ってお話すれば一番良いのでしょう。住所も名前も割れているのですから直接来てくださって構いません」と、相変わらず強気の姿勢を見せていた。



その直後、この人物が住所として記していた場所で火災が発生して、建物が全焼した。これまでに報じられているところによると、火の気のない倉庫からの出火だったようで、警察は放火事件と見て捜査しているという。この火災が報じられると、脅迫状の件と関連があるのではないかと疑う声が、ネット上では続出。全て焼けてしまったためかもしれないが、バルバロイという人物の書き込みも途絶え、その安否を気遣う声が多い。

当サイトでは、火災が発生した現場へ向かった。火災から数日が経過しているにもかかわらず、当該の建物の近辺は、今も焦げ臭い。周辺で聞き込み調査を試みたが、訪れた時間が遅かったこともあり、人通りは少ない。帰宅途中と思われる人々に声をかけたが、バルバロイという人物を直接知るという人間には接触できなかった。しかし、火災とブログ騒動の関係が噂になっていることは知っていると答えた住民もいた。





また、火災が発生した地域を管轄する警察署の捜査担当者にも話を聞いた。被害届の提出の有無や消息を尋ねたが、親族ではない第三者に対しては、個人情報を理由に回答できないという。一方、火災とブログ騒動との関連がネット上で噂になっているということは、初耳だった模様だ。その詳細を聞かれたので、騒動の経緯等を説明したところ、内容を確認した上で、今後の捜査の参考にするとのことだった。




探偵T