国際
グーグル、基幹システムも被害か 昨年12月サイバー攻撃
(04/21 00:32)
【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は19日、インターネット検索大手グーグルの利用者のパスワードを管理する基幹システムが昨年12月に攻撃され、被害を受けていたと報じた。同社は今年1月、中国政府の関与が疑われるサイバー攻撃を昨年12月に受けたと発表している。
同社は提供している電子メールサービス「Gメール」のパスワードについては盗まれるなどの被害は受けていないと説明してきた。被害の詳細は不明だが、攻撃が事実とすれば、予想以上に深刻な内容だった可能性がある。
グーグルは同紙へのコメントを拒否している。
同紙によると、攻撃は約2日間行われ、パスワードを管理する「ガイア」というソフトが外部から侵入を受けた。即座に防御措置が施されたが、グーグルも気付いていないシステム上の弱点をハッカーが見破った可能性は否定できないという。
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