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【格闘技】亀田父ボクシング界から永久追放 JBC倫理委が厳罰処分2010年4月14日 紙面から 亀父、立ち入り禁止−。日本ボクシングコミッション(JBC)は13日、東京都内で倫理委員会を開き、3月27日のWBCフライ級王座統一戦で亀田興毅(23)が敗れた後、暴言を吐いた父史郎氏(44)に対し、無期限停止中のセコンドライセンスを取り消し、今後いかなるライセンス申請も受理しない永久追放処分にした。控室、リングサイドへの立ち入りも禁止となる。また、亀田ジム五十嵐紀行会長(35)はクラブオーナー、プロモーター両ライセンスの無期限停止処分とした。 前日、ライセンス返上、ボクシング界撤退を宣言した史郎氏に厳罰が下った。JBC安河内剛事務局長は「返上はルール上ない」と説明し、セコンドライセンスを取り消し、「今後いかなるライセンス申請も受理しない」と永久追放で追い打ちをかけた。 それだけではない。二度と暴挙を起こさせないため、試合会場の入場を制限。チケット購入した場合、入場拒否こそ難しいものの、控室、リングサイド、選手の通路への立ち入りを禁止した。世界戦の調印式、前日計量の立ち合いもダメ。JBCの管理権限の及ぶすべての場所への出入り禁止を命じた。 WBCは「JBCが下すすべての決断を全面的に支持する」と明言しており、海外の試合にも適用される可能性が高い。「入場制限は慎重な議論が必要になる。ただ、JBCとして再発を防ぐという意味で、できる限りの処置はしたい。二度と起きないよう速やかに海外へ伝えたい」。安河内事務局長は、メキシコで懲罰委員会を開いているWBCにも処分を伝達することを明かした。 (森合正範)
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