自民党からの参院選比例代表で出馬が決まり、谷垣総裁(右)と笑顔で握手するプロ野球巨人前監督の堀内恒夫氏=東京・永田町の党本部
プロ野球・巨人の元エースで前監督の堀内恒夫氏(62)が22日、東京・永田町の自民党本部で会見し、今夏の参院選への同党比例代表として出馬を正式表明した。谷垣禎一自民党総裁(65)と対面し、即席の“メガネ・ツインズ”を結成した堀内氏は「変化球は使わない。私は剛速球で向かいます」と政界での直球勝負を宣言した。
メガネ、7・3分けの髪形、体形ともそっくりな二人。報道陣から「似てると言われませんか?」と水を向けられると、「言われますね。光栄です」と堀内氏は即答し、谷垣総裁も「堀内さんぐらい、たくましい感じが出たら」と応じるなど、早くも息はぴったりだ。
会見で堀内氏は、出馬理由について「スポーツ界に恩返し」と説明。「最大の目標はスポーツ省の設立」との公約を掲げた。昨年から政界進出を考え始め、今月18日に最終決断を下したという。