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内山「前で勝負だ」初防衛へ戦法明かす

 初防衛戦を前にスパーリングを公開した内山高志=東京・五反田のワタナベジム
 初防衛戦を前にスパーリングを公開した内山高志=東京・五反田のワタナベジム

 「WBA世界Sフェザー級王座戦」(5月17日、さいたまコミュニティアリーナ)

 王者・内山高志(30)=ワタナベ=が20日、都内のワタナベジムでスパーリングを公開した。鹿児島県で3月29日から1週間、走り込み合宿を行い、この日本格的なスパーリングを開始。試合まで60〜70ラウンドをこなして仕上げていく。

 挑戦者のアンヘル・グラナドス(35)=ベネズエラ=は、内山よりも身長が14センチ高い185センチ。初防衛に向けて「今までみたいに後ろでよけるのではなく、リーチが長いので前でよける練習をしたい。前でよけることでカウンターが打てるし、後ろで待つと相手の距離になるから」と戦法を明かした。

 元世界2階級制覇のエドウィン・バレロ(ベネズエラ)が自殺したことにショックを隠せなかった。2年前に2度、スパーリングをした経験があり、内山が保持する王座はかつてバレロが保持していた。「バレロからはいろいろなものを教わった。(自殺は)悲しいことだし、やっぱりショックです」と表情を曇らせた。

(2010年4月20日)
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