4回、荒川(左)の左フックが近藤の顔面をとらえる=後楽園ホール
「日本ライト級タイトルマッチ10回戦」(22日、後楽園ホール)
挑戦者・荒川仁人(八王子中屋)が、2‐0の判定で王者・近藤明広(日東)を下し新王者となった。1回に右ストレートでダウンを喫したが、2回以降持ち直した。終盤は接近戦で活路を見いだし、馬力と手数で王者の強打に対抗した。「1回のダウンは何が起こったのか分からなかった。4回あたりからチャンピオンの口が開き始めたので疲れているのかなと思った。スタミナは切れても気持ちは切れなかった。本当にうれしい」と激闘を振り返り、喜びを爆発させた。
(2010年4月22日)