亀有の両さん像、壊したと自首 会社員「飲んだ勢い」
東京都葛飾区のJR亀有駅前に設置されていた人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公「両さん」こと両津勘吉の銅像が壊されていた事件で、同区に住む会社員の男(23)が「酒を飲んだ勢いでやってしまった」と、警視庁亀有署に自首していたことが23日、分かった。同署は器物損壊の疑いで男を書類送検する方針。
壊されたのは「両さん」が両手にマラカスを持ち、サンバを踊っている姿の銅像。
亀有署によると、男は21日午後7時ごろ同署を訪ね、「17日未明、酒を飲んで友人数人と帰る途中に銅像の左手部分を持ち、揺すっていたらマラカスが折れ、道路脇に捨てた。申し訳ない」と謝罪。「破損を報じるニュースを見て大変なことになってしまったと思った」と話しているという。
18日午前、像の左手のマラカスが根元から折られているのが見つかった。
(2010年4月23日)