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高速新料金で前原氏が小沢氏を批判「二律背反だ」

2010.4.23 13:06
このニュースのトピックス鳩山内閣
閣議前、平野博文官房長官(左)に声をかけらえれる前原誠司国交相=23日午前、国会内(酒巻俊介撮影)閣議前、平野博文官房長官(左)に声をかけらえれる前原誠司国交相=23日午前、国会内(酒巻俊介撮影)

 前原誠司国土交通相は23日午前の閣議後記者会見で、道路整備を求める一方で、高速道路の料金値下げを主張する小沢一郎民主党幹事長について「二律背反だ」と批判した。鳩山由紀夫首相が小沢氏の意向を受けて6月導入予定の高速道路の新たな上限料金制の見直しを検討する方針を決めたことに対しては「党からの要望を引き取っただけで、了解したわけではない」と述べた。

 前原氏は「(小沢氏は)道路整備をしろと言っておきながら、値段が上がってもいけないと。二律背反なことをおっしゃっている」と批判。「法律事項ではないとはいえ、変えることはガバナンスが問われることで絶対に認められず、現時点では見直すつもりはない」と小沢氏の意向には従わない考えを示した。

 さらに「政策調査会がないため、小沢さんがそういうことをおっしゃる窓口になっている」として、小沢氏の方針で、民主党が政調を廃止したことで混乱が生じたとも指摘した。

 一方、枝野幸男行政刷新担当相は「立法府で最終結論を出すのは当然だ」と国会審議を通じた見直しを容認しながらも、党側の意向で方針を転換したことについては「(小沢氏が)乗り込んできたとか、(方針が)ひっくり返ったと受け止められていることに対しては真摯(しんし)に受け止めなければならない」と述べた。

 平野博文官房長官は「あくまでも決定するのは政府であり、多くの声を聞くということは当然、しかるべきだ」と反論した。

 一方、首相は23日午前、「議論の中で結論が出る。心配はいらない」と述べた。首相公邸前で記者団に答えた。

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閣議前、平野博文官房長官(左)に声をかけらえれる前原誠司国交相=23日午前、国会内(酒巻俊介撮影)
閣議前、前原誠司国交相(右)に声をかける平野博文官房長官=23日午前、国会内(酒巻俊介撮影)

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