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三橋貴明さんの話を聞いて [Liverty]

ザ・リバティに連載している三橋貴明さんの話を聞きました。
ま、政治的には少し距離があるようですが、言っていることは納得できます。
決して日本は借金大国ではない。
日本国内にはお金が有り余っていて、その使い道がなく、運用先がなく、仕方がないので政府が発行する国債が、どんどん増えているだけである。
銀行や保険機関、年金基金など、大量にお金を持っているところが、それを運用できないでいる。
三橋さんは経済学者ではなく、中小企業診断士であるからこそ、本当の経済の原点の部分がわかっていますよね。
ベースの内容は「民主党政権で日本が危ない本当の理由」とか「日本経済を凋落させた七人」を読めばわかりますが、実際に話を聞くと、より一層、理解は深まります。

我々は一般的に、お金を銀行に預けたら利子が付くのが当然という感覚がありますが、ちょっとその考えもゼロベースで考え直さなくてはいけない時期に来ているのかもしれません。
何故、利子が付くのか?
それは、そのお金を使って、財やサービスをつくり出し販売し、その利子以上の利益をあげることが必ず必要になります。普通、お金を貸しているだけの連鎖では利益はどこにも生まれてきません。

ちと、日本国内の経済行為のバランスが悪い状態ですよね。
お金を運用で増やそうという人々と、生産活動や財やサービスの提供で増やそうという人々を比較して、お金を運用で増やそうという人々が多すぎるか、そのお金が多すぎるか、といった感じでしょうか?

質疑応答で、財政政策と金融政策の使い分けを質問しましたが、ちょっと質問の意図が伝わりにくかったかもしれません。
金融政策に関しては、インフレターゲットを2~3%にやっていくべきとのことでした。

ま、需要不足が問題なら、宇宙戦艦ヤマトを建造するとか、数万人が滞在可能な宇宙基地を建設するとか、超ビッグなプロジェクトを冗談ではなく、どんどん実行するしかありません。夢物語とか馬鹿にするでなく、国民に夢と希望を与える超ビッグなプロジェクトを考え、やるべきです。
今の日本人は人に馬鹿にされない程度の無難な考えに染まりすぎている。
馬鹿にされるぐらいのビッグプロジェクトが必要だ!!!
(これは三橋さんの意見ではなく自分の意見ですが)

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