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人気ラーメン店店長 起訴内容認める
2010年04月20日
アパートに侵入し、女性にナイフのようなものを突き付けて体を触ったなどとして、強制わいせつと住居侵入の罪に問われている佐賀市の人気ラーメン店「いちげん」経営者・店長の内田健市被告(37)=同市東与賀町田中=の初公判が19日、佐賀地裁(若宮利信裁判官)であり、同被告は罪状認否で「事実です」と起訴内容を認めた。
起訴状によると、2006年11月15日午前1時半ごろ、同市のアパートに侵入、一人暮らしの女性にナイフのようなものを突き付け「声出したら殺すぞ」などと脅し、体を触るなどしたとされる。
検察側は冒頭陳述で「被告は大学周辺に女性がいると考え、周辺のアパートの郵便受けから室内をのぞいて物色していた」と指摘。被害者の携帯電話を持ち出して逃げたことにも触れ、「被害者が通報できないよう川に放棄した」と主張した。
いちげんは、雑誌やテレビなどに取り上げられたラーメン店で、情状証人として出廷した被告の姉は、弁護側から事件後の店の経営状態を問われ、「(被告の逮捕後)うわさが広まって客が離れ、経営が成り立たない状態にある。店を閉めようと思う」と述べた。
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