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パパで金へ!織田信成が婚姻届提出

 バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケート男子で7位に入賞した織田信成(23=関大)が22日、スポニチ本紙既報通りに大阪・高槻二中時代の同級生と結婚した。大安で「よい夫婦の日」(4・22)に婚姻届を提出したと、マネジメント会社を通じて発表した。お相手の女性は妊娠しており、パパとして14年ソチ五輪で金メダルを狙う。

 織田が本紙既報通り、交際していた中学時代の同級生と結婚した。この日、マネジメント会社を通して「私、織田信成は本日、4月22日に婚姻届を提出しました。2人の間に新しい命も授かり、守るべき家族ができたことで身の引き締まる思いです。心強い家族とともに、今まで以上に頑張りたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます」とコメントを発表した。08年から休学していた関大に今春復学した織田は学生結婚となる。

 女性とは高校卒業後の05年に再会して交際に発展。07年夏にミニバイクの酒気帯び運転で検挙され、日本スケート連盟から謹慎処分を受けた時も陰で支えてくれた最愛のパートナーだ。復帰後の織田は昨年のGPシリーズで連勝してバンクーバー五輪に出場。本番では7位だったが、交際は順調で女性は妊娠中。来季がスタートする10月頃にもパパになる予定だ。織田は戦国武将・織田信長から数えて17代目で、子供が誕生すれば“18代目”となる。

 ジャンプをすべてミスしてSP28位に終わり、フリーにすら進めなかった先月のトリノ世界選手権限りで、08年から師事していたニコライ・モロゾフ・コーチとは契約が終了した。シーズン終了後はアイスショー出演など多忙を極めたが、24日の小学生を対象にしたスケート教室、25日のエキシビション(ともに大阪・関大リンク)でイベントも一段落。新たなコーチを探し、来年3月の東京世界選手権、4年後のソチ五輪へスタートを切る。夫として、父として、“天下統一”の野望に向け力強く歩を進めていく。

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