サッカーW杯:ナイジェリア、アルゼンチンも準備着々

 サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を目前に控え、準備に忙しいのは韓国だけではない。韓国と同じB組に属する3カ国も慌ただしい動きを見せている。韓国は、6月12日午後8時30分(韓国時間)にギリシャ、17日午後8時30分にアルゼンチン、23日午前3時30分にはナイジェリアと対戦する。

 ナイジェリアは今月19日、W杯代表の候補者44人を発表した。ベテランFWのヌワンコ・カヌ(ポーツマス)を筆頭に、ピーター・オデムウィンギー(ロコモチフ・モスクワ)、ジョン・オビ・ミケル(チェルシー)ら欧州組が37人を占める。今年3月に赴任したスウェーデン出身のラーシュ・ラーゲルベック監督は、今月28日から29日にかけて、英国ロンドンで代表候補に名前が挙がった選手と合流し、コンディションなどをチェックした後、最終エントリーを確定する。ナイジェリアは5月26日にアイスランド、30日にコロンビアと強化試合を行い、6月1日に南アフリカ・ダーバンに移動する。

 一方、アルゼンチンのディエゴ・マラドーナ監督は、このところの代表FW陣の活躍に喜びを隠せない様子だ。スペイン1部リーグで、リオネル・メッシ(バルセロナ)が27ゴールで得点ランキング1位、ゴンサロ・イグアイン(レアル・マドリード)が25ゴールで2位を走っており、英プレミアリーグでは、カルロス・テベス(マンチェスター・シティー)が22ゴールで得点ランキング4位に付けている。マラドーナ監督は最近、現地メディアとのインタビューで「23人の最終エントリーのうち、20人はすでに確定している。メッシやテベス、マスケラーノ、ベロンらが南アフリカに行けるだろう」と語った。

 アルゼンチンは5月24日にカナダと強化試合を行い、26日にはベースキャンプ地の南アフリカ・プレトリアに移動するという。

 韓国の初戦の相手となるギリシャは、5月17日に代表を招集する。オットー・レーハーゲル監督は、21日から行われるスイス合宿で組織力を強化する計画だ。ギリシャは北朝鮮、パラグアイと強化試合を行い、6月5日には南アフリカ・ダーバンに移動する。

チャン・ミンソク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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