キム・ヨナ、公共広告出演料を障害者財団に全額寄付

 「フィギュアの女王」キム・ヨナ選手は20日の「障害者の日」を迎えるにあたり、障害に対する認識改善を促すための公共広告に出演する。キム選手は出演料4000万ウォン(約330万円)全額を韓国障害者財団に寄付するとのことだ。

 保健福祉部は19日から30日まで、ラジオで「障害者には夢と希望を、非障害者には障害に対する偏見の解消を」という内容の公共広告を出す。

 キム選手は40秒間のこの広告で、「今年、わたしはバンクーバーで二度涙を流した。冬季五輪で金メダルを取ったときと、パラリンピックの車いすカーリングで、韓国の選手たちが銀メダルを取ったときだ。パラリンピックでの勝利を見て、障害は夢をつかむ際の妨げにはならないことを知った。障害は不便なだけで、不可能の理由にはならないと思う」と語りかけるとのことだ。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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