蔚山、熊本などと姉妹協定締結へ

 蔚山市は今月、カザフスタンのカラガンダ州や日本の熊本市と友好協力都市協定をそれぞれ締結する。

 カラガンダ州とは22日、蔚山で協定を締結する。9月には蔚山の代表団がカザフスタンを訪問し、現地でも姉妹協定の調印式を行う予定だ。カラガンダ州はカザフスタン最大の州で、石油やガスなどのエネルギー採掘や加工産業が発達しており、人口は137万人規模だ。

 蔚山市は昨年9月、駐韓カザフスタン大使館からカラガンダ州との姉妹協定について推薦を受け、これまで日程を協議してきた。

 一方、熊本市とは26日に協定を締結し、文化、観光、スポーツ、環境などの分野でさまざまな交流と協力を進める。熊本は観光、情報技術(IT)産業、水産業などが発達しており、人口は73万人規模だ。

 蔚山市と熊本市では、2005年から文化、観光、体育分野の民間交流が始まり、両市の市長も互いに訪問している。今年2月には、蔚山市が熊本市から友好協力都市協定の提案を受けていた。

 特に熊本は、壬辰倭乱(文禄慶長の役)当時、日本の武将・加藤清正が朝鮮から退却する際に、蔚山から多くの人を連れていき、現在も蔚山町という地名が残っているほど、蔚山と縁が深い都市だ。

金学賛(キム・ハクチャン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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