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北教組事件:資金提供認める方針 2被告争う姿勢から一転

 北海道教職員組合(北教組)が民主党の小林千代美衆院議員(北海道5区)陣営に計1600万円を違法献金したとされる事件で、政治資金規正法(企業・団体献金の禁止)違反の罪で起訴された2被告と北教組が、起訴内容を認める方針であることが分かった。北教組は当初、「不当弾圧だ」と検察側と争う姿勢を示していたが、一転して資金提供を認めることで、裁判は早期に決着する見通しになった。初公判は木村美智留被告が5月18日、長田秀樹被告と北教組が同19日に決まった。

 起訴されていたのは▽小林陣営の会計責任者で自治労道本部財政局長の木村被告(46)▽北教組委員長代理の長田被告(50)▽団体としての北教組。木村被告については、21日の札幌地裁での公判前整理手続きで、弁護人が争わない姿勢を明らかにした。関係者によると、長田被告と北教組も違法献金を認める方針という。長田被告は21日夕、保釈金500万円で札幌拘置支所から保釈された。【久野華代、金子淳】

毎日新聞 2010年4月21日 22時12分(最終更新 4月22日 1時26分)

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