5月18、19日に初公判 北教組事件、委員長代理ら北海道教職員組合(北教組)による民主党小林千代美衆院議員(41)=北海道5区=陣営への不正資金提供事件で、札幌地裁は21日までに、政治資金規正法違反の罪に問われた北教組の委員長代理長田秀樹被告(50)と陣営の元経理担当木村美智留被告(46)の初公判を5月19日と18日にそれぞれ開くことを決めた。 関係者によると、2人は逮捕後、黙秘していたが、いずれも起訴内容を認めるとみられる。長田被告は21日保釈され、北教組は「起訴内容については厳粛に受け止め、反省すべきところは反省して公判に臨みたい」とのコメントを出した。 起訴状によると、昨年8月の衆院選をめぐり、労組による寄付が禁じられているのに、北教組委員長(故人)が2008年12月から昨年5月にかけて3回、計1200万円、長田被告が同7月に400万円を木村被告に提供したとされる。 団体としての北教組も起訴され、長田被告の公判で審理される。 【共同通信】
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