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舛添氏ついに「新党結成」表明

 新党結成の意向を固めた舛添要一前厚労相
 新党結成の意向を固めた舛添要一前厚労相

 自民党執行部を批判してきた舛添要一前厚生労働相(61)が21日、新党結成の意向を表明した。週内に離党届を提出し、旗揚げを正式発表する方向で調整している。複数の議員に新党参加を打診し、関係者によると、自民党と国会会派を組む改革クラブ代表の渡辺秀央、同幹事長の荒井広幸、山内俊夫各参院議員が合流。ほかに自民党の矢野哲朗前参院国対委員長が参加に前向きで、政党要件の国会議員5人を確保する見通し。

 舛添氏は21日、記者団に「国民の期待に応えられるよう準備を進めている。集大成の日が迫っている」と強調。「私が党首になるから『舛添新党』だ」と述べた。

 各種世論調査で「首相にふさわしい政治家」のトップに挙げられる舛添氏が離党すれば、参院選を控えた自民党にとって打撃。民主、自民両党と一線を画す第三極狙いの新党乱立で、参院選情勢にも影響を与えそうだ。

 舛添氏は、谷垣禎一総裁の下で自民党が夏の参院選で勝利し、鳩山政権打倒の足掛かりをつかむのは困難として、党執行部の刷新を要求。谷垣氏らが応じなかったことで不満を強めていた。

 舛添氏は福岡県出身。東大助教授などを経て、2001年参院選比例代表で全国トップの票を集めて初当選。現在2期目。安倍内閣で厚労相に就任し、福田、麻生両内閣でも続投した。






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