「北の半潜水艇が攻撃」　北の現役将校が証言　韓国艦沈没

　韓国の北朝鮮拉致被害者家族でつくる「拉北者家族会」の崔成龍代表は２２日、北朝鮮内にいる協力者の現役将校が、北朝鮮南西部・琵琶串の海軍基地から出動した部隊が半潜水艇を使って「韓国軍哨戒艦を沈没させた」と話していることを明らかにした。

　またこの将校は、昨年１１月、黄海で起きた南北銃撃戦で北朝鮮側が敗北したことを受け、金正日総書記自らが南浦黄海艦隊司令部（海軍第５８７連合部隊指揮部）を訪問し「何としてでも報復しろ」と指示したとの話もしているという。

　崔代表は「この将校はこれまでも韓国人拉致被害者救出のために協力してきており、引き受けたことを一度もミスしたことがないので信頼している」と話している。（ソウル　水沼啓子）

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