■2010/04/17 (土)
マスコミの世論誘導 |
民主党の支持率が落ちていると言う。山積する諸課題や一部の公約の完遂の反故、普天間問題の難航、政治資金規正法の問題、小沢一郎批判などを、早々に総括して、民主党への期待外れの民意の演出に余念のないマスコミだが、果たして、本当にそうだろうか?
国民は、民主党に期待などしていなかった・・・・
自民党政治の絶望的な閉塞状況に、変革を求めたに過ぎない。それが政権交代と言う形で表出したに過ぎないのである。
民主党に期待していないと言う民意は、政権公約の実現の完遂が無理だと冷静に国民が判断しているに過ぎないのであって、自公政権の壮大なツケを、今、民主党が尻拭いしている最中であり、民主党が政権交代を担っても、そんなに簡単に日本の変革が進むと本当に思っている人間は、マスコミの世論誘導に乗る衆愚に過ぎず、多くの国民は、期待してはいないが、偏差値も低いと見て、辛い点数をつけ、世論調査の支持率低下に表出しているだけである。
国民新党は、自民党の二軍であって、この政党と連立している事実に納得していない国民は多いだろう。
社民党は、福祉と安全保障で独自色を出しており、小政党として中道左派の存在意義はあり、民主党との共闘は、大政党との連立で埋没することなく、公明党の自民党追従に比べて、主張は明快であり、評価出来る。
小沢一郎の存在は、タメにする批判が多く、評価されるべき点を相殺している感がある。
本来、総理大臣は、彼がやるべきである点を、裏方に回っているその事実自体において、無私の政治家と言えるのである。
民主党を批判するのはおおいにけっこうだが、民主党政権の評価や総括の早急な結論は、慎重にするべきであろう。
国民の冷静な判断が求められる。
近い将来、消費税は20%になるだろう・・・
それは、医療と教育と福祉の無償化が担保されての話しなのである。
大きな政府と言うことだ。
社会民主主義が、日本の将来のグランドデザインなのである。
■2010/04/14 (水)
本当に怖い年齢とは・2 |
少なくとも、我々は、彼ら、彼女らの世代に対して、甘くなく、厳しくなく、冷淡でなく、溺愛せず、許さず、許容する、と言う中道、中庸のスタンスを取るべきであろう。それは、甘やかしても、厳しくし過ぎても、本人達のためにならないからであり、親ではなく、周囲の大人、企業で言えば上司、社会で言えば、人生の先輩たちが、彼ら、彼女らを、見守る責任があると言える。
経験しなければ、本当の社会性は身につかないし、狡猾な社会悪の餌食になる世代でもある。彼らに望むのは、そういう環境を乗り越えても、社会正義と言う倫理観を構築して欲しいという点に過ぎると言える。
■2010/04/14 (水)
本当に怖い年齢とは |
タレントの上戸彩が「19歳〜24歳は大事な年齢」と指摘したhttp://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201004140038.html
エヴァンゲリオンの碇シンジではないが、14歳が、本当に怖い年齢なのか、いささか疑問である。
13歳〜15歳は、所謂、思春期であり、脱皮の時期でもある・・・・
自分の殻を破って、新たな地平へと躍り出る難しい年頃と言われているが、これは、幼児期、0歳〜3歳までの、家族との交流や親の愛情で補完出来る。
思春期の脱皮時の14歳のターニングポイントは、実に、0歳〜3歳、5歳〜10歳の家庭環境で補完出来るのである。
これを「人類補完計画」と言うかどうかは知らないが(笑)、思春期の複雑な精神的な脱皮の時の安定性は、優れて、親の加護やフォロー、バックアップで、補えるのである。
少年法の生きる次元もこの次元であり、青少年の健全な精神と肉体の保全は、その父母の責任や教育にかける時間、情熱、労力に比例するのである。
だが、19歳〜24歳は、親の加護から完全に解放され、自分自身で大人の生活と仕事、社会的責任を負う時代であり、若気の至りの時代でもある。
社会的にも責任が課されると同時に、交流範囲も広がり、学生気分ではいられない年齢であると同時に、周囲からの目と自分自身の経験値が比例しない年代でもある。
環境が厳しければ、社会的に抹殺される年齢であり、母体の出産適齢期が25歳とされるのも、社会的経験によって子育てに対応出来る視座からの試算であろう。
周囲や社会は、「1924」は、当然、大人としての精神性と適応能力を持つと見る・・・一方で、本人も、「子供」と言う安住から開放され、自主独立、自立と独り立ちを模索する。
この年代が重要なのは、経験値の少なさと、周囲の見方とのギャップからの心の葛藤であり、逸材と期待される青年男女ほど、挫折に苦しむことになるのである。
■2010/04/12 (月)
あなたの盗ったもの・・・・ |
そして、去っていた友・・・永遠の時に目覚めてhttp://www.youtube.com/watch?v=CLFmo5W_Cl0
真赤なバラは・・・http://www.youtube.com/watch?v=KRaqbzBEU5w
■2010/04/06 (火)
女性宇宙飛行士・山崎直子を私は認めない |
ママさん宇宙飛行士、山崎直子http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E7%9B%B4%E5%AD%90が搭乗するディスカバリーが打ち上げられたhttp://www.asahi.com/science/update/0405/TKY201004050290.html
自分の夢を追い続け、結婚、出産、育児と言う女性の制約の中で、その夢を完遂した山崎の「生き方」をマスコミは「美談」として報道している。
女性の仕事と育児との両立や男女共同参画の社会の実現と言った側面から、山崎直子の生き方が注目されてはいるが、個人的には「呆れた馬鹿女」だと率直に思う。
育児を放棄し、夫の犠牲の上に、自分の好きな事をやっている女など、馬鹿者以外の何者でもないのであって、才能ある女性の多くが、子育てに責任を負い、家事や育児をこなしつつ、再就職の道を模索しているのが実情であって、山崎よりも優秀な女性の多くが、自らの家庭や自分自身の重責である小さな命の教育に身命を捧げているのである。
人間の価値は、何で決まるのか・・・・
「人のため」に生きることで決まるのである。
子供のため、夫のため、と言う、まず、第一関門さへ放棄している人間が、好き勝手な事をやっても、「自分のために」生きているに過ぎないのである。
女性宇宙飛行士が、なんぼのものか・・・
勝手な生き方に、辟易する。
宇宙飛行士と言う雄大な夢を追うのと、家庭や育児を守るのとどっちが大事なのかは、価値観の相違では済まないのである。
才能のある多くの女性たちにとっての、壮大な反面教師であり、こういう生き方を「美談」として喧伝する日本のマスコミのステレオタイプの女性観は、多くの良識ある女性たちに嫌悪されるであろう。
「ママ、凄いね」と言われても、偉くも、何ともないと、私なら叱りつけるだろう。
目の前の人間のためにさえ生きないで、自分のために生きる、その姿勢が認められないのである。
馬鹿である。
■2010/04/03 (土)
桜の花びら散るたびに・・・ |
4月・・・・また、自分が一つ、大人になったと感じられる季節である。
12歳の時の自分も、15歳の時の自分も18歳の時の自分もそうだった・・・
彼も、彼女もそうだろう・・・
新しい季節を彩る桜の華吹雪・・・
この「風、光る月」の桜の繚乱は、一瞬にして散って行き、巡り行く季節のその中で、新しい道に至る道程の思い出となる・・・
太陽と月が交わるように、陰と陽の交錯する季節、日本一、美しい花である桜は、新風の中で咲き香る・・・
旧友との思い出と、新たな友との出会い・・・
桜の花びら、散るたびに、彼らは、彼女らは、また、成長するのである・・・http://www.youtube.com/watch?v=TO4jn3HGI84
桜よ・・・蕾で散るのは悲しいね・・・
咲き誇れ・・・春風の風に向かって・・・・
■2010/03/30 (火)
8月26日(火曜)→3月30日(火曜) |
やはり最後は火曜日だった・・・・
2008年8月26日〜2010年3月30日のパラレルワールド・・・
人の心の傷は癒えない・・・・
http://www.youtube.com/watch_popup?v=ICGFh86R2Mk
■2010/03/28 (日)
勝つのは浅田真央〜納得の金〜 |
浅田真央が「ノーミス」の演技で世界選手権で、納得の金メダルを勝ち取ったhttp://www.asahi.com/sports/spo/TKY201003280092.html
五輪で「完全燃焼」したキムヨナとは対照的に、銀メダルはともかく、五輪での自分の演技に納得していない浅田真央は、渾身の演技で、今大会を優勝した。
ただ、ノーミスが目標だった浅田真央は、自分自身にいらついていた・・・
イヤフォンで音楽を聴き、外界の騒音をシャットアウトしていた浅田真央は、喧騒を離れ、集中力を研ぎ澄ませる準備をしていた。
自分自身に打ち勝った、浅田真央は、演技終了後、放心状態で、得点も気にしていない・・・
自分が「何点なのか」「何位なのか」と言うレベルを遥かに超越し、自分自身に課した「ハードル」のクリアにコンセントレーションを保った彼女の姿勢はアスリートの基本姿勢と言えるだろう。
彼女が、世界フュギュアの女王だから、本人のハードルのクリアが、金メダルであったということに過ぎないのである。
映画「ロッキーファイナル」で老いた獅子となったロッキー・バルボアが、休眠している犬を指して、「眠っているのは、次の格闘のために、身体を休めているのだ。無駄な動きをしない。力をためている。」と教えるシーンがあるが、人生万般に言える名セリフであろう。
キムヨナと浅田真央の戦いは、人生、いや、森羅万象に通じるアスリートの魂を映しだす。
五輪で勝ったキムヨナは、次の戦いに敗れ、惜敗した浅田真央は、次回の戦いのために、爪を研いでいたと言えるのである。
地力で勝る二人が、優勝争いをしたに過ぎず、二人の戦いは、正に「自分自身との勝負」と言えるのだ。
己に勝つ勇者に、勝利の女神は微笑むのである。
http://www.youtube.com/watch_popup?v=ADE3ioDJchI
関連・平和日記http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=467408&log=20100226
■2010/03/27 (土)
脅威のモチベーション〜高橋・フィギュア金〜 |
バンクーバー五輪の熱戦の余韻が冷めやらない中、日本の男子フィギュアの第一人者、高橋大輔http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E5%A4%A7%E8%BC%94_(%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88%E9%81%B8%E6%89%8B)が、世界選手権で見事に金メダルを獲得したhttp://www.asahi.com/sports/spo/TKY201003260005.html
バンクーバーの時の仕上がりも、銀、金のメダリストと遜色ない高橋だったが、その地力が如何なく発揮されたと言える。
また、バンクーバー時のメダリストの中では、最も安定しており、精神面の強さを見せた高橋だったが、怪我を乗り越えての、五輪での成果は、この大会で結実し、その、心技体の強靭さと、それを維持する脅威のモチベーションは、キムヨナも脱帽と言えるだろう。
精神的な強さは、キムヨナのような気の強さだけではなく、冷静な闘志と言う安定感と、実力を大舞台で発揮し、結果を出せる底力の維持と言う心の強靭さの証明でもある。
膝十字靱帯と半月板の手術と言う、選手生命に関わる試練を経ての、不死鳥のような復活は、人が言うほど簡単ではない。
まず、この部位の損傷と手術は、再起出来ない可能性の方が大きく、その痛みに、まず、精神面の闘志が萎えてしまうのが普通だ。
また、リハビリで再起出来たとしても、その状態からベストコンデションまで持って行くのは、一般論からでもハンパではない。
高橋は、おそらく、これらの試練や課題を淡々とこなせる精神力を持っていると言える。自然体で、当たり前のように試練を克復し、課題に打ち勝つのであろう。
力みや気負いがない分、逆に強いとも言える。
アスリートの資質の証明とも言える高橋大輔の復活は、我々、一般人の人生における課題や試練への挑戦や、その成果への執念と言った粘り強い根気の手本であり、多くを、彼の姿から学ぶことが出来るのである。
http://www.youtube.com/watch?v=qq0mpT2UHDk
■2010/03/23 (火)
パトカーを見たら警察に通報せよ! |
パトカーが信号無視で、民間車両にぶつかったhttp://www.asahi.com/national/update/0321/TKY201003210087.html
懲戒免職の警官が、全国、津々浦々の県警、本庁に存在する事実もゆゆしき問題だが、警察の交通ルール無視の暴挙も、看過してはならない。
飲酒運転や痴漢、強制猥褻や窃盗と、逮捕してみたら警官だったと言う「笑えない実態」もさることながら、パトカーの権力をかさにきた「勘違い」の傍若無人の交通マナーの悪さは突出している。
■2007/08/17 (金) パトカーのマナーとルールhttp://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=467408&log=20070817
基本的に、赤灯をたてているだけなら、緊急車両ではない・・・
サイレンを鳴らしていて、始めて緊急車両であって、勘違いしているパトカーを見たら、迷わず、110番通報するべきである。
私が東京に住んでいた時、(だから警視庁)「子供が乗っています」と言うワッペンを後部ガラスに装着して、チャイルドシートに赤ちゃんを乗せて、助手席に幼児を乗せて、ゆっくり側道から出てきた軽自動車に対して、その遥か後方にいたパトカーが、いきなりラージランプを点灯して、急加速し、軽自動車と接触しそうなった。
驚いた若いお母さんは、バックして、道を譲った・・・・
その後、信じられない光景を目にする!
マイクロフオンで、「気をつけて運転して下さい」と一喝して、パトカーが走り去ったのである。
傍で見ていた私も、さすがに、これには「マジギレ」して、最寄の警察署の交通課に怒鳴りこんだ。
対応した交通課の警官も、「赤灯はたてていなかったんですよね・・・赤灯をたてていても、それは出来ないはずなんです・・・何かあったんじゃないかと思うんですが、勘弁して上げて下さい」と平謝りだった。
少なくとも、このような傍若無人な税金で雇っている警備屋の実態は、当時と、ほとんど変わっていない!
マジギレする似非正義の偽装仮面の白黒のツートンカラーの車両は、要注意なのである。
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