ブログで自慢？改造銃所持疑いの男

　改造拳銃を所持したとして、銃刀法違反の疑いで福岡県警捜査１課の警部補岡田好典容疑者（４６）が警視庁に逮捕された事件で、岡田容疑者が「中学生のころからモデルガンに興味を持ち、特に旧式モデルを収集していた」と供述していることが２２日、警視庁への取材で分かった。

　警視庁組織犯罪対策５課によると、押収された改造拳銃は、１９７１年の銃刀法改正で本物との違いを区別する外観などの規制が強化される以前の旧式のモデルガンを基にしているとみられる。

　岡田容疑者は「旧式モデルガンは量産されていないため、希少価値があり集めていた」と供述。自宅からは改造するための器具も見つかっており、モデルガンの購入先や改造した経緯を詳しく調べている。

　また捜査関係者によると、米国製「ミリタリーアンドポリス」を模した日本製モデルガンを改造したこの銃はマニアの間で人気があり、岡田容疑者は所有していることを自慢するため、自分のブログに写真を掲載していたとみられる。（共同）

　［2010年4月22日12時31分］