大毅ＶＳ坂田の興行権入札　東日本協会不参加

　ＷＢＡ世界フライ級王者・亀田大毅（２１＝東日本協会）と元王者・坂田健史（３０＝協栄）の世界戦興行権が２９日（日本時間３０日）に米ラスベガスで入札にかけられることに関し、東日本ボクシング協会は２１日、不参加の意向を表明した。

　亀田ジムが無期限活動停止中のため亀田３兄弟を預かる東日本協会の北沢事務局長は「協会が入札に参加することはありません。きのう（２０日）、亀田ジムの五十嵐会長にも連絡して了承してもらいました」と説明した。不参加の理由としては五十嵐会長がオーナーとプロモーターの両ライセンス無期限停止中で、興行を打つことへの道義的な問題を挙げた。

　坂田陣営は入札に参加する意向で、東日本協会は落札者が決定次第、交渉の窓口となる亀田側の代理人を用意する。北沢事務局長は「人選はこれからです」と話した。

[ 2010年04月22日 ]