2010年4月22日
羽田空港の国際化にあわせノンストップの新「エアポート快特」を運転
エアポート急行の新設により、新逗子〜横浜・京急川崎・羽田空港方面へのアクセス向上
京急電鉄(本社:東京都港区 社長:石渡 恒夫)では、5月16日(日)にダイヤ改正を実施いたします。このダイヤ改正は、京急蒲田駅付近連続立体交差事業の進捗に伴い、本線平和島駅〜六郷土手駅間および空港線京急蒲田駅〜大鳥居駅間の上り線が同日から高架化されることにあわせて実施するものです。
羽田空港の本格的な国際化にあわせ、分かりやすいダイヤと都心・成田空港方面へのさらなる利便性の向上を目指して、品川駅〜羽田空港駅をノンストップで運転する新「エアポート快特」(標準16分)を設定します。
また、横浜方面〜羽田空港間では、新逗子駅発の8両編成 「エアポート急行」を新設し、新逗子〜横浜〜京急川崎〜京急蒲田間の利便性向上と羽田空港への輸送力増強を図ります(従来、快特・特急に連結していた4両編成での運転は取りやめます)。なお、快特は、新たに金沢八景駅に停車し、逗子線および金沢シーサイドラインとの乗換え利便の向上を図ります。
詳細は下記をご覧ください。
◆ダイヤ改正の実施について◆
1.改正日
土休日:2010年5月16日(日)
平 日:2010年5月17日(月)
※ 京急蒲田駅付近連続立体交差事業の進捗に伴い、5月16日(日)から事業区間の上り線を高架化します。
2.主な改正内容
(1)羽田空港アクセスの利便性向上を図ります
■新「エアポート快特」の運転
新「エアポート快特」は品川駅〜羽田空港駅間でノンストップ運転(標準16分)を行い、空港アクセスの向上を図ります。
※品川駅〜羽田空港駅間のエアポート快特は日中20分間隔で運転します。
■「 エアポート急行」の新設
新逗子〜横浜〜京急川崎〜羽田空港駅間の直通電車、「エアポート急行」を新設します。日中20分間隔 8両編成で運転し、空港アクセスを中心とした沿線のネットワークを充実します。
※品川・都心方面〜羽田空港駅間の現在の「急行」は、「エアポート急行」に改称します。
◎ダイヤ改正後の路線図(図をクリックすると拡大します)
※エアポート急行の品川〜横浜方面の直通電車はありません。
■羽田空港直通電車の新設・延長
【平日】
(イ)早朝の航空需要に対応するため、横浜方面から「羽田空港行」直通電車を新設します。
種 別 |
横浜発 |
神奈川新町発 |
京急川崎発 |
京急蒲田発 |
羽田空港着 |
特 急 |
5:24 |
5:26 |
5:33 |
5:37 |
5:48 |
エアポート急行 |
− |
5:50 |
5:58 |
6:02 |
6:14 |
エアポート急行 |
− |
6:42 |
6:54 |
6:59 |
7:10 |
(ロ)朝ラッシュ、「特急 京急川崎行」電車を羽田空港駅まで延長します。
種 別 |
始発駅 |
金沢文庫発 |
上大岡発 |
横浜発 |
羽田空港着 |
特 急 |
新逗子 |
7:24 |
7:33 |
7:44 |
8:20 |
特 急 |
浦 賀 |
7:46 |
7:54 |
8:04 |
8:37 |
(ハ)夕方ラッシュ、横浜方面〜羽田空港駅間の直通電車を増発(5本→9本)し、約20分間隔で運転します。
(ニ)羽田空港 国際線の深夜便に対応するため、24時台に品川駅始発の「エアポート急行 羽田空港行」を増発いたします。
種 別 |
品 川 発 |
平和島発 |
京急蒲田発 |
羽田空港着 |
エアポート急行 |
24:04 |
24:12 |
24:17 |
24:29 |
【土休日】
(イ)早朝の航空需要に対応するため、神奈川新町駅始発「羽田空港行」電車を新設します。
種 別 |
神奈川新町発 |
京急川崎発 |
京急蒲田発 |
羽田空港着 |
特 急 |
5:26 |
5:32 |
5:37 |
5:48 |
エアポート急行 |
5:47 |
5:59 |
6:03 |
6:14 |
(ロ)深夜の航空需要に対応するため品川・都心方面から「エアポート急行 羽田空港行」電車を増発します。
種 別 |
始発駅 |
品 川 発 |
平和島発 |
京急蒲田発 |
羽田空港着 |
エアポート急行 |
青 砥 |
22:29 |
22:36 |
22:39 |
22:51 |
エアポート急行 |
青 砥 |
23:42 |
23:49 |
23:54 |
24:05 |
(2)乗換駅での利便性を高め、ネットワーク効果向上を図ります
■快特の金沢八景駅停車
「快特」(ウィング号を含む)を金沢八景駅停車とし、逗子線および金沢シーサイドラインへの乗り換え利便の向上を図ります。
■「エアポート急行」の運行
新逗子駅発の「エアポート急行」は、乗り換え駅での利便の向上や、横浜など主要駅への時間短縮を図ります。
(3)ラッシュ時の混雑緩和・遅延防止を図ります
平日の品川〜京急川崎駅間において、朝ラッシュ上り・夕ラッシュ下りの「普通」電車の運転パターンを変更し、混雑緩和、遅延防止に努めます。
(4)お客さまにわかりやすいダイヤといたします
エアポート急行(8両)による横浜方面〜羽田空港駅間の直通運転を行うことで、現在、「快特」「特急」に連結している電車(4両)を基本的に廃止し、お客さまにわかりやすいダイヤといたします。(平日夜間の下り列車4本のみ、現状どおり京急川崎で連結、金沢文庫で切り離し作業を行います)