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マラソンとヨットで世界一周する「アースマラソン」を一時中断して、前立腺がんの放射線治療に専念するタレント・間寛平(60)が20日(日本時間21日)、治療を受ける米サンフランシスコに到着し、会見を行った。6月末まで約2か月間治療を受ける予定。病状は決して軽くはないが「一日も早く日本に着けるように、必ずまたスタートしたい」と力強く復活を約束した。
寛平は、アイスランドの火山噴火の影響で当初の予定より4日遅れてサンフランシスコ入りした。治療を受ける「カリフォルニア大学サンフランシスコ校がんセンター」で初診を受けた後、日焼けした顔で会見場に登場し「今回のことはアースマラソンをスタートするときには全く考えていなかった。自分の中でもびっくりしています」。新たな闘いに表情を引き締めた。
寛平は2008年12月に出発し、今年1月にトルコで受けた生体検査で前立腺がんが発覚。ホルモン療法と両立させながら走り続けていたが、中央アジアの南西部、トルクメニスタンを激走中に中断することを15日に発表した。「これから2か月、何とか治して、一日も早く日本に着けるように頑張りたい。必ず、トルクメニスタンのマーキングしたところへ帰って、またスタートしたい」と気丈に言い切った。
会見に同席した担当医の篠原克人教授は「腫瘍(しゅよう)の程度を5段階とすると4と高い」と現状を報告した上で、日本に比べ、米国は前立腺がんの症例も相当多いことから「技術的に進んでいると自負している。サンフランシスコに来られたのはよい選択」とキッパリ。「きちんと治療すれば完治する」として、「大丈夫です! 帰れます!」と元気づけた。
今後は1日1回の外部照射を週に5回、5週間続け、1週間から10日空けて、組織内照射を行う予定。篠原教授は「治療をやっている間に走ったり、トレーニングできる」と説明した。
治療の様子は連日ブログやツイッターで報告し、約2か月治療を受けた後、トルクメニスタンへのUターンを目指すが、再開時期は治療の状況を見て判断する。「ここで走っても(ゴールまでの)距離が縮まらないのが残念。山あり谷あり。これがアースマラソン」と明るい表情を見せた鉄人ランナー。再スタートの日を信じて、前へ進み続ける。
(2010年4月22日06時02分 スポーツ報知)
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