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執行部批判を続けていた自民党・舛添要一前厚労相(61)が21日、川崎市で行われた講演会の後、新党結成を宣言した。早ければ23日にも「舛添新党」を旗揚げする。各社の世論調査で「首相にふさわしい政治家」のトップに挙げられる舛添氏の決断は、今夏の参院選に向けた永田町の勢力図に大きな波紋を及ぼすことになりそうだ。
不発かと思われた「舛添新党」が、やっとさく裂した。
舛添氏は川崎市で行われた講演会終了後、記者団の取材に応じた。「党首は舛添さんで?」と問われると、即座に「当然、私が党首になるから『舛添新党』という話なのだと思います」ときっぱり。調整や手続きが残るため、13回も「正式に決まれば」と繰り返したが、週内にも離党届を提出し、早ければ23日にも「舛添新党」を正式に誕生させる。
注目のメンバーについては明言を避けたが、関係者によると自民党と国会会派を組む改革クラブの渡辺秀央代表(75)、同幹事長の荒井広幸(51)、山内俊夫(63)各参院議員が合流する方向。さらに自民党の矢野哲朗前参院国対委員長(63)、離党届を提出済みの小池正勝参院議員(58)らも加わる見込みで、政党要件である現職国会議員5人は確保したもようだ。さらに舛添氏は「5人以上の方と話をして、ほとんどの方に賛同を得ている」と自信をのぞかせた。
舛添氏は2月、党内に政策グループ「経済戦略研究会」を発足させ、「参院選で勝利することは今のままでは難しい」と執行部刷新を要求。一時は「選対本部長代理」のポストを提示されたが、「瞑想(めいそう)中」として谷垣禎一総裁からの連絡を拒絶したこともあった。
新党結成をちらつかせる舛添氏に対し、党内からは不満が続出。「オオカミ中年」「離党すべき」との声が相次ぎ、行き場を失っていた。19日に福岡市内で行われた講演では「新党なんて全く関係ない。メディアが先走って『舛添新党不発』と書いている」と話していたが、自らの発言を覆す形で党を飛び出した。
各種世論調査で「首相にふさわしい政治家」のトップに挙がる舛添氏。「政治とカネでこれだけ閉塞(へいそく)感があるのですから、清潔な政治を目指さないとイカン」とぶち上げ、「今のていたらくの鳩山政権を打倒する」と宣言したが、政局への影響は未知数だ。
(2010年4月22日06時02分 スポーツ報知)
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