＜ＩＭＡＬＵ＞「父（さんま）がアフレコしてくれた」　映画公開イベントで思い出語る

　リュック・ベッソン監督が手がけるシリーズ３部作の第２部となる映画「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」の公開記念イベントが２１日、職業・社会体験施設「キッザニア東京」（東京都江東区）で行われ、日本語吹き替えで声優を務めたタレントのＩＭＡＬＵさんと俳優の神木隆之介さんが登場。アフレコ初体験のＩＭＡＬＵさんはイベント後の取材に対し「小さいころ、お父さんと洋画を見にいくと、字幕が読めない私の耳元で、全部の役柄になりきって２時間ぶっ通しでアフレコしてくれました。いとこはうるさかったって言ってましたけど」と父・明石家さんまさんとの思い出話を披露した。

【写真特集】ＩＭＡＬＵさんと神木さんが登場した公開記念イベントの様子

　ＩＭＡＬＵさんはアフレコについて「こんなに難しいんだって思いました。（出来は）６０点くらいですね。ちゃんとやったんですけどまだまだだなと思いました。でもアニメと一緒になったのを見たら『ああ、すげえ！』って感動しました」と話した。日本語版主題歌「ＵｈＵｈ」も担当したＩＭＡＬＵさんは「小さい子たちに歌ってほしい。楽しい歌を作りたかったので、楽しんで聞いてもらえたらうれしいですね」とアピールしていた。

　イベントは、ＩＭＡＬＵさんと神木さんが、新聞記者やカメラマンにふんした子どもたちから取材を受けるという変わったスタイル。ＩＭＡＬＵさんは、子ども記者から「お父さんお母さんは好き？」との質問に「大好きです。両親とも仕事をしながら育ててくれて、ここまでこられたので感謝してます」と回答。仕事で大変なことを聞かれると「一緒にお仕事する女性はみなさんスタイルがいいので、私もなるべく太らないようにするのが大変。大好きな甘いものが食べられない」と悩みを告白していた。

　一方、神木さんは一番会いたい人を聞かれ、「ジョニー・デップさん。尊敬していて一目会いたいです」と答えていた。前作に続いて主人公アーサーの声を担当するのは３年ぶりということもあり、「僕も声が低くなっていたので、あわせるのが大変だった」と苦労話を披露。「（映画は）スピード感があって、次はどうなるんだろうって楽しみにさせてくれる映画だと思うので、皆さんに楽しく見てほしい」とＰＲしていた。

　「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」は、冒険好きの少年アーサーが、身長２ミリに変身して「ミニモイの国」で大活躍するストーリーを実写とＣＧアニメで描いた前作「アーサーとミニモイの不思議な国」の続編。今回はアーサーが、再び「ミニモイの国」を訪れ、魔王マルタザールとの戦いを繰り広げるというアクション・ファンタジー。日本語吹き替え版では、神木さん、ＩＭＡＬＵさんのほか、歌手のＧＡＣＫＴさんも吹き替えに挑戦している。映画は２９日から新宿ピカデリーほかで全国ロードショー公開。（毎日新聞デジタル）

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