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石原知事“帰化”発言、福島氏が撤回求める
社民党・福島党首は19日、東京・石原都知事が17日に「与党の党首や幹部は帰化した人の子孫が多い」と発言したことについて、「事実誤認だ」などとして撤回を求めた。
石原知事は17日の永住外国人地方参政権に反対する集会で、「与党を形成しているいくつかの政党の党首とか与党の大幹部ってのは、調べてみると(帰化した人の子孫が)多いんですな」と述べた。その上で、「帰化した人の子孫がご先祖の心情を忖度(そんたく)したのか知らないが、外国人に地方参政権を与えるというのはどういうことか」と発言した。
これに対し、福島党首は19日朝に記者会見を開き、「私も私の両親も帰化した者ではありません。明確に否定します。石原知事のようにそのことを問題とすること自体、人種差別ではないかと考えます」と述べ、石原知事に発言の撤回を求めた。また、「外国人地方参政権に賛成する立場は自分の政治信条であり、石原知事の発言は名誉棄損にあたる」として、発言を撤回しなければ法的手段に訴える考えを示した。
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