福岡県警察本部の警部補が殺傷力のある改造銃を隠し持っていたとして逮捕された事件で、警部補は「中学生のころからモデルガンや改造に興味があった」と供述していることがわかりました。警部補の自宅からは、改造されたとみられるモデルガンが十数丁見つかっているということで、警視庁で鑑定を進めています。
この事件は、福岡県警察本部捜査1課の係長で警部補の岡田好典容疑者(46)が、自宅に殺傷能力のある回転式の改造銃を隠し持っていたとして、銃刀法違反の疑いで逮捕されたものです。警視庁によりますと、調べに対して岡田警部補は「銃が違法な物であることはわかっていた」と容疑を認めているということです。その後の調べで、岡田警部補は「中学生のころからモデルガンや改造に興味があった」と供述していることが、新たにわかりました。警視庁の捜査では、警部補の自宅から改造されたとみられるモデルガンがほかにも十数丁見つかったということで、警視庁は、殺傷能力について詳しい鑑定を進めるとともに、岡田警部補がモデルガンを改造していたとみて調べを進めています。