トルコへお嫁に来たい方へ。
とある日の、帰宅時。
空がキレイだね。
私はトルコに来てから、驚いたの。
「なんかここでトルコ人と結婚した日本人妻、
誰一人として幸せそうじゃないし。」
っつーか、日本人妻が集えば。
日本へ帰りたい、だの。
美味しい日本食が食べたいのに、トルコにゃ無い、だの。
今年はいつ日本へ帰るの、だの。
トルコの学校(公立)は教育水準が低いだの。
この傾向は長期在住日本人妻達に強いもので。
気が付けば生活文句大会になる、その集まり。
後は、「ウチがいかに裕福か自慢」とか。
本当の金持ちって、そう言う下世話な話ってしないモンよね。
こう言うの話す時点で、出所が知れるんだけど。
「あんた、イイ歳してそんな事も分からずに。
愛とか言って、勝手にこの発展途上国へ来んだろっ。」
そう言う人達に出会うと、そう思い。
貝の様に口を閉ざす私。
大体、20歳も過ぎりゃ、他国の国力とか生活レベルとか。
見りゃ分かるだろ、と。
まぁでも世の中、恋だ愛だに浮かれてると、
盲目になるんだね。
ここで文句言いながら暮らしてる方々って、
旦那さんに何気な共通点があって。
あぁ~、ココの国のちょっとイタイとこ。
「実はあります!見えないカーストっぷり。」を良く表してるナ。
と、思うのです。
トルコ社会ってまだまだ、
お金が無い
↓
イイ教育が受けられない。
↓
まともな仕事に就けない。
↓
収入が少ない。
↓
お金が無い。
のサイクルが強く残ってるので。
ある一定以上の家系の人と一緒にならない限りは、
旦那もその子供も、その孫も。
まー、バブルかなんかで自営の仕事が一発当らない限りは、
ずーーーーーーっと、今のまま。
日本だと、
二宮金次郎的コツコツが成功!逆転パターンも有り得るんだけど。
まぁ、ここだと皆無に近いよね。
そんな社会の仕組みが分かってしまってから、
トルコ君に出会った私は。
多分、他の日本人妻とは比べ物にならない位の超現実主義的協議を経て、
お付き合いをする事にしたと言う。。。
まぁ、傍目で見ると血も涙も無いような。
強欲?とも言われるであろうお話合いをしてから始めたのでした。
だって、恋愛に溺れちゃった時のあほな判断で、
自分だけでなく、子供達の人生まで不幸にしちゃったら、人間としてそれこそヒドイでしょ。
トルコと言う国は本当に、色ーーーーんな生活スタイルがある国で。
トルコ人であるトルコ君でさえ、私と付き合う様になってから初めて出会う、
日本人妻有のトルコ人夫達とお話したり。
他の日本人妻がどう言う生活をしているか話すと、絶句する。
・日本人と結婚すると、海外旅行しやすいパスポートが取れる。
・日本での暮らしの方が上の暮らしができる。
・子供の国籍は日本、が有利。
・日本で働いた方が、給料が高い。
・日本の方が教育レベルがイイ。
・トルコ人旦那はトルコ料理しか食べないので、食事を作り分けしてる。
・石炭ストーブの家に住んでる。
・日本人女性がスカーフ&モンペ履いて畑耕して、サルチャ作りをしている。
・イスラム教に入信する事を強要? 等々。。。
なんか、アノ人もトルコ人だけど。
こう言う、人生において一回も考えた事も無い事を、
同じトルコ人に超真剣&真顔で語られると引いてるあたり。
隣に居る外人として、
この国の目に見えないカーストを感じるの。
まぁ、これには複雑な事情があって。
成長途中&観光大国なこの国の実情ってモンが良く見える事、なの。
願わくば、これからこの国の素敵な男性と恋して結婚する若いお嬢さん達には。
この地に勢いだけで来て結婚&家庭を作ってしまった女性達の様ではなく。
きちんと納得して幸せに暮らせる人か、よぉく確認してから。
素敵な人生を選んで欲しいなぁ、と思う春の日。
やっぱ、無理しないで幸せになるのが一番じゃん。
無理はそう、続かないしね。
あちらこちらの景色がキレイって言うのは、
ホント、イスタンブールの素晴らしいとこです。
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1 ■なるほど
ペタ返しからおじゃましました。
私も例にあげられたとおりに文句ばかり言っているかもしれません。当初はもっと条件が悪いことも覚悟していたのになれてくると欲が出てくるものです。
すべてを心得た上でこの地に住むmavistanさんを見習わなければなりません。
何となく、最近愚痴をこぼし気味のブログが恥ずかしく思ったので黙って通りすぎることができませんでした。
将来は日本で暮らすことが二人の夢ですが、
トルコにいる間は郷に入っては郷に従えですね。