鳩山由紀夫首相は21日の党首討論で、米軍普天間飛行場の移設問題について「5月末までと期限を切って行動している。必ず結論を出す決意だ」と語った。自民党の谷垣禎一総裁が「職をとして解決すると約束してほしい」とただしたのに答えた。
首相が前回3月31日の党首討論で言及した「腹案」について、谷垣氏が明らかにするよう求めたことに対しては、「腹案が米国に理解されるかどうか、水面下でしっかりやりとりしないといけない。それをしないうちに地元に言ってもご迷惑をかけてしまう。まだ腹案をやり取りしている最中なので、申し上げることができない」と答えた。