非実在青少年を守れって東京都に言われて

「東京都青少年の育成に関する条例」改正案で漫画界は大騒ぎでした。
雑に言うと「18歳以下に見えるキャラクターが不健全なことするの禁止!」らしいんですが
「見える」とか「不健全」とかの定義の方が雑だろって話しですよ。

最初はこんなボンクラ改正案通るかよ(笑い)だったんですけど、ほとんど報道もされないまま
反論する日にちもほぼ与えられないまま「ガチで通るよ、これ」ってことがわかりだして
さあ大変!抗議集会開いたり議員にメールや手紙送ったり、出版社も署名集めたりで
なんとか今回は見送られる方向みたいですが、まだあちらは通す気満々らしくて…
「俺たちの戦いはまだこれからだ!」なんですってさ。

うぇー、めんどくさーい、うんざりー。私は署名ぐらいしかしてないんだけどさ。そんでも疲労困憊。
太田出版の反対署名のページ貼っとく。

「金儲けのためにそんなにエロ漫画描きたいのか」って言われるだけでぐったり。
女優の決まり文句で「必然性があるなら脱ぎます」ってのあるじゃん。
どんな漫画でも必然性がありゃエロシーン描きますよ。そんで漫画の主人公は18歳以下が多いんですよ。

これまで出版社が言ってくる自主規制だけで漫画家はもう十分うんざりしてんだってば。
なんでこんな独裁国家みたいなマネを東京都ごときがやるんだよ。

なんで都民は石原慎太郎なんかを都知事に選んだとかさんざん言われたけどこっちが聞きたいよ!
by himatsuda | 2010-03-18 14:57 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 猿山 at 2010-03-23 00:43 x
ずいぶんお久しぶりの更新で、ナニナニ? と興味深く拝読したのですが、いつになく真面目な話で驚きました。
あ、もちろん私は全面的に賛成です。漫画が、そして漫画家が聖人君子でなければならないって、誰が決めたんじゃボケ! ってなもんですな。
 作詞家で、今は作家としての活動が中心のなかにし礼さんが、自分にとっての「作詞」とは、と聞かれて、「公序良俗に唾を吐くこと」と啖呵をきったといいますが、まさにそうですよ。言語やイメージ表現をもってする表現は、それが「芸術サマ」であろうとなかろうと、人間の固定化した価値観や常識に揺さぶりをかけ、命のあらゆる可能性を押し広げる行為だと思います。
 ファシストもどきが、どんなに特攻隊員を賛美しようと、銃後の女を美化しようと、人間はくだらないこと、しょうもないこと、下司なことをどうしようもなくしでかす存在です。それを否定する人は、おそらく人間について、そして己について無知なだけでしょう。
 
Commented by 猿山 at 2010-03-23 00:44 x
為政者に都合の良いモラルや規範の中でヌクヌクと生きる奴隷の人生から解放してくれる力、自分の生き方を開拓してゆく力を与えてくれるのは、そんな醜い、「不都合な」本性を正面から向き合った表現=芸術だけだと思います。
 松田さんの「偽悪的」ともいえる作品には、その可能性が随所にちりばめられていると、私は思うのです。
 
 石原を選んでしまったアホでバカでマヌケば東京都民の一人として深く恥じ入りつつ、漫画家の方に賛意を表したく、ちょっと書かせていただきました。
 長文、しかも乱文で失礼いたしました。

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