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容疑者の車から血痕、被害者DNAと一致 米原のタンク殺人 (1/2ページ)
滋賀県米原市伊吹の汚水タンクで長浜市今川町の会社員、小川典子さん(28)の遺体が見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された交際相手の会社員、森田繁成容疑者(40)の乗用車の座席シートから検出された血液が小川さんのDNA型と一致したことが21日、捜査関係者への取材で分かった。
乗用車の助手席側フロントガラスには、内側から衝撃を受けたとみられるひびがあり、ルームミラーも破損。米原署捜査本部は、森田容疑者が車内でも小川さんに暴行を加えたとみて調べている。
捜査関係者によると、森田容疑者は小川さんの遺体が発見された翌日の13日午後、長浜市内の自動車修理会社に車を持ち込み、修理を依頼していた。しかし、「1週間はかかる」といわれるとキャンセル。別の修理会社に依頼したという。
捜査本部は、森田容疑者の事情聴取に踏み切る前に、修理会社からこの乗用車を押収。座席シートから微量の血液反応を確認し、DNA鑑定を進めていた。