「ニュー・メタフィジックス」(new Meta-Physics)

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第7章 鋳型の超物理学   (Temlate Meta−Physics)


                                   第2節


この本も終わりに近づいてきましたが、ここで、別に私たちが皆さんより優れているわけではないということを、
もう一度、思い出してください。私達は知るべきもの、すべてを知っているわれではありません。
しかし、私達は、自分がすべてを知っている大いなる全てであることをどこかで知っています。
皆さんと同様に、私達は自分という宇宙を旅行する旅人です。私達も自分のための発見があります。
私達も自分自身の創造があります。そして、共同創造があります。この共同創造のひとつが、
皆さんや皆さんの文明といま共に行っていることです。大いなる全てをより理解し両者が更に
成長できるように、皆さんと探求を輪分かちあっています。私たちの分かちあいを通して、
そして私たちの創造を通して、皆さんと私たちの文明が探求している大いなる全てにより知がづいて行けるからです。

他の文明が、地球上で再び皆さんと自由に交流ができるような時が近づいてきています。
皆さんが、本来姿である大いなる全てから2万5千年サイクルの分離を完成しながら、
地球上に望むどのような現実(調和、無条件の愛と平和、自分の力を認めること、そして これらすべてに
付属して出てくるものを創造する選択の自由)をも創り出すすべての権利を持っていることを知るため、
統合と完全性を自分自身に許すことによって、それが実現します。

これは、皆さんが第4密度の状態の中で探求していくものです。

病気は、皆さんにとってもう必要のない道具のひとつです。

より大きな事故というものは認識することにより、皆さんの寿命が延びるでしょう。それにより、
皆さんが肉体を通して定見したいと望んでいる概念をより少ない人生で体験できるようになります。
それらのすべての寿命の延びた一回の人生で行うことができるようになります。
皆さんが刈るまでと考えるものが、自らに課したものに過ぎないことを自分自身に気づかせることにより、
これらの肉体を伴った人生を生きる頻度がだんだん少なくなっていきます。そして、この次元の
輪廻転生のサイクルが、自分にはもうそろそろ不必要な道具だということに気がつくでしょう。
皆さんは、皆さん自身が延長の一部であるさまざまなエネルギーを感じ、見ることができるようになります。
そして、自分の延長である、これらのエネルギーの中で、いかにエネルギーがひとつの概念を形造るか、
皆さんひとりひとりが自分の個性を失うことなしに、本来の姿であるひとつの存在として認識できるのを
見ることができます。皆さんひとりひとりが多次元的な存在であることを思い出すことによって、
皆さんの個性と多様性を、そしてユニークさをもっと大胆に、創造的に、そして愛に満ちた方法で
表現することを許し始めます。

自分に力があることを知っている時、自噴の見方を他の誰にも強制する必要がなくなります。
他人に「自分は力があるんだ」と感じさせてもらう必要もなくなります。そして、自分の考えている
ことすべて自分の望む形で実現していくのに必要な力を、すべて持っていることに気がつくでしょう。
もう一度言いますが、自分に力がある知っている時、それを他人を通して感じさせてもらう必要がなくなります。

これらの考え方はすべて、第4密度において皆さんと融合していくでしょう。

皆さんは、明晰になった意識から生まれ新しい大気を呼吸します。そして、それはクリスタル(水晶)の
より透明で、甘く、皆さん自身の無条件の愛の甘さの香りがするでしょう。地球というクリスタルの
波動が、皆さんと調和を奏でるでしょう。エメラルドのような地球の緑、皆さんの英知の青、
そして皆さんのすべての創造する意識の紫が、皆さんを包む旗となります。そして皆さんは、
私達や無数の文明と同じように、皆さん自身の船に乗って宇宙へと広がっていきます。

大いなる全ての奉仕として、私たちが皆さんと交流しているように、皆さんも他の文明との
交流を始めます。無条件の愛を用いて、私たちに皆さんをサポートすることを許す選択をしたように、
皆さんはそれらの文明の存在達にも選択を許しながら、交流を進めるでしょう。

皆さんは皆さんの存在のすべてのレベルにおいて、最大限の人生を生きています。喜びの中で、
愛と光と笑いの中で。

分離の概念と分離を続けさせるすべてのメカニズムは、皆さんの社会から消えていきます。
すべてが、織物の糸のように絡み合い分かつことのできない、それでいて個性を持ったものとして、
目に写るでしょう。 このようにして、皆さんはひとつのハートとして鼓動します。ひとつの知性で考えます。
ひとつの知恵で信じます。そして、このワンネス(ひとつであること)の中でさえ、大いなる全てとしての
自己の無限の多様性とより深い認識への探求は続くのです。

私達も皆さんと共に変化していきます。皆さんの意識の中で過去、現在、そして未来を融合していく時、
私達も同じようにそれを行っているのです。

この本を創る作業は、私達にとって変革のひとつの道標でした。そしてこのような形でコミュニケーションをする
最後のものとなるでしょう。この時点からは、私達にとっても同様に融合が起きるでしょう。

これは、皆さんと第4密度意識の現実の中で交流したいという私達の意志の、始まりを記するものとなります。
これらの交流をしていく人すべて、その第4密度の波動だけをもつ人々となるでしょう。

[チャンドリー博士]

ーーーー以前、音階と、そして音階の順番の組み合わせに何らかの関連性があると聞いたことがあります。
例えば、モーツァルトの24番ピアノコンチェルト、そしてバッハの他の作品などに含まれる音階と
その組み合わせの中に、統合のプロセスに応用できる情報が入っているというような解釈がなされると思いますが、
これについて説明してもらえますか?

[宇宙連合]

ーーーー地球の多くの数学者や作曲家、そして言語学者、そのような波動エネルギーのパターンに
気がついています。これらのはどうエネルギーのパターンは、皆さんの宇宙で皆さんの次元を
定義付けする集合意識全体の同意と反映、そして創造物を表すパターンである波動的なシグネチャー(記号)
を示します。連続点を表しています。

これらの波動のパターンが音楽によって奏でられられたり、声または言葉を通して、
もしくは知的なレベルによって再表現された時、これらはすでにシグネチャーという形の中に
存在する波動のパターンは、表現された時に、皆さんの宇宙、そして皆さんの惑星の電磁束と
電磁流体そして電磁場の上に跡を残します。

皆さんが体験することを選択したこれらの概念は、それ以前に皆さんが体験しようと選択した
現実を定義付ける「鋳型(テンプレート)」にすでに存在しているパターンと同期、共鳴、そして調和する
というものです。これらは皆さんにとって一番重要なものとなります。一番強力なものとなります。

これらのパターンは、自らの定常波によって自己を強化します。これらは、皆さんの体験している
現実の根本的な構造をすでに表している共鳴和音の反映なのです。これが、まさに時代を超えて
人に感じられ、そして永遠なものだと受け取られる理由なのです。言っていることがわかりますか?

[チャンドリー博士]

−−−−はい、わかります。チャネラーがトランス状態で音楽を聞きながら、音楽的な和音を
言葉に翻訳することは可能ですか?

[宇宙連合]

−−−−ええ、それは可能です。

[チャンドリー博士]

−−−−どうも、ありがとう。私達は眠っている間に問題を解決するように、ある意味で私達の
潜在意識をプログラムできると言われています。そしてこの考え方は私達の雑誌に記事として
よく載っています。

[宇宙連合]

−−−−はい。

[チャンドリー博士]

−−−−しかし、どのようにプログラムすればいいのかについては、決して述べられていません。

[宇宙連合]

−−−−地球上には、それをいかに行えばよいのか、さまざまな方法を推薦している人がたくさんいます。
方法は非常に簡単です。まず自分の中のイマジネーションの世界に入っていきます。皆さんの
イマジネーションは、皆さんのために調和の中で振動し共鳴する道具ということを思い出しながら、
すでに、皆さんのイマジネーションが、皆さんのためにプログラムされているということに気づいてくださいる
イマジネーションが教えてくれるものが何であれ、それが皆さんが実行できる方法です。
自分自身にこれをするんだと単に話しかけるだけかもしれませんし、もしかすると、
一時間ぐらいの時間を使い儀式を行った後、何をこれからすれば良いかという適切な結論に到達しても良いのです。

[チャンドリー博士]

−−−−ということは、もしまつたく儀式は必要ないということに到達するために、
儀式が架け橋になるということもあり得るのですか?

[宇宙連合」

−−−−それが皆さんの観念に基づくものであればそうです。

[チャンドリー博士]

−−−−もしそれが観念に基づかないものであったならば、どうですか?

[宇宙連合]

−−−−すぐにその結果がわかるでしょう。

それでは、これでこの本を終わりにしますが、私達は、今のままの皆さんを創り出している
無条件の愛という素晴らしいプレゼントに、感謝します。そして、皆さんの交流しようとする意志、
創造しようとする意志、そしてそれらを皆さん自身に許すことに感謝します。

私達は、私達の存在の奥底から皆さんを愛しています。それでは、私達はまた、私達の存在の異なる
側面を通して皆さんとコミュニケーションするでしょう。


Darryl Anka(ダリル・アンカ)

バシャールのチャネラー。
ロサンゼルスで三角形をしたUFOと遭遇。それを機に、メタフィジカル的な現象に
興味を持ち、研究を始める。研究の一貫として、チャネラーになるためのクラスに出席 した時、
バシャールからコンタクトがあった。それ以来、バジャールのチャネラーとして、
ロサンゼルスを中心にワークショップを開く。初来日は1987年3月。
来日時のワークショップの記録は「BASHAR」シリーズ(ヴォイス社)として出版 されている。
ロサンゼルス在住。


関野 直行

自己開発セミナーのファシリテーター。
ダリル・アンカ氏の来日以来、バシャールのワークショップの通訳をつとめる。
ニューエイジの深い造詣から、コメンテーターとしてテレビに出演したり、翻訳、
著作など幅広い活躍をする。また自ら編集長として、ニューエイジの情報誌
「NAO− ネットワーキングアンドワンネス」を発行する。
主な翻訳本「BASHARB」「ルーンの書」(ともにヴォイス社)
著作本「初対面から好い印象を与える法」(実業出版社刊)。

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